食欲抑制剤が効かない時はどうすれば良い?

食欲抑制剤が効かない場合

食欲抑制剤が効かない場合

肥満治療の補助薬としても知られる食欲抑制剤ですが、効果のほどは人によって異なると言われています。

ある人はとても効果があると絶賛することもあれば、またある人は全然効かないという、全く真逆の感想が出てきてしまうのが、食欲抑制剤の特徴です。

しかし、こういった薬の効果というのはしっかりと実証してから販売されているものですから、全く効かないことはありません。

では、なぜ効かない人もいるのでしょうか。そういった方はもしかすると、服用方法を見直すと改善することができるかもしれないのです。

食欲抑制剤には多くの種類がありますが、全体的に見れば風邪薬などと違って、大変癖が強い薬と言われています。例えば、3か月という服用期間の制限が設けられていたり、服用する時間帯によっては全く効果が現れなかったりします。

時間帯によって効力が変わるとは驚きですが、なぜそのようなことが起こるのでしょうか。

食欲抑制剤がどのようにして食欲を抑えるのかというと、脳内で分泌されるセロトニンやドーパミンなどの生成を阻害することによって食欲が生まれにくいようにしています。

セロトニン等が活発に分泌されるようになると、人間の体というのは幸福感を感じたり、人体の活動が活性化されるのですが、これを抑えると幸福感に密接にかかわる食欲そのものが減衰し、結果的に食欲を抑制することができるのです。

そして、セロトニンは朝、太陽の光を浴びた時が最も盛んに分泌されると言われています。昼になると半減し、夜になるとさらに分泌量は少なくなるのですが、それを踏まえて、最も薬を服用するにあたって効率的な時間帯を考えてみましょう。

例えば、夜に服用するとすれば、セロトニンが少ないうえにさらに分泌が抑制されるため、夜の間は非常に強い効果を発揮すると言えます。けれども、食欲抑制剤の効力はそう長く続くものではありません。

朝までは持続するでしょうけれども、完全に抑制することはできず、ほとんど効いていない状態です。つまり、薬があまり効いていないと感じている方は、夜以外の朝や昼に服用するようにすれば改善される可能性があります。

大体服用から1時間程度で効き始めるとされていますから、昼食の一時間前の服用でも問題はないでしょう。朝の服用ですと、夜まで持続しないこともありますので、最もバランスの良いのが昼食の一時間前と言えます。

けれども、やはり効かないとあれば主治医の診断を仰ぐのが先決です。まずは、効かないということも含めた上で、服用する時間帯を変えても良いか相談してみるのが良いでしょう。